ユナイテッド航空、コロナ関連情報一元化 検査機関検索や接種記録保存
2021.02.15 00:00
ユナイテッド航空(UA)は、新型コロナウイルス関連の検疫情報を同社のアプリやウェブサイトで管理できるデジタルソリューション「トラベルレディ(旅行準備)センター」の提供を始めた。米国内線および日本を含む国際線を利用する際、出発地の検査機関を検索できるほか、旅行に必要とされる検査結果やワクチンの接種記録を1カ所に保存することが可能となる。対応言語は現時点で英語のみ。
リンダ・ジョジョ・テクノロジー担当執行副社長は開発の背景について、「旅行前の検査や必要書類の準備は渡航を安全に再開する大切な鍵となる一方で、複雑で煩わしい手順」と述べた。今後数週間から数カ月以内に検索可能な検査機関を世界1万5000カ所に拡大し、予約も可能にする。ビデオチャットでカスタマーサービス担当と会話できる機能や、入国に必要なビザ情報などを閲覧できるシステムも順次追加する予定。
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