9月の客室利用率39.3%、GoTo出遅れで東京依然低迷
2020.10.19 00:00

全日本シティホテル連盟(JCHA)に加盟する123ホテルの9月の平均客室利用率は前年同月を43.2ポイント下回る39.3%だった。6月以降、月を追うごとに改善は見られるもののペースは極めて緩やか。シルバーウイークは良好だったが、GoToトラベルキャンペーンの東京除外で出遅れた関東は低稼働が続いている。
全国10地域のうち最も利用率が高いのは北陸の69.4%で、北海道、東北、甲信越が50%以上となった。これに対し、最も低かったのは関東の34.2%。なかでも東京都は26.5%にとどまった。
JCHAによると、東京除外解除で会員ホテルからは10月以降に期待する声が多く寄せられているが、東京発の需要はある一方、東京へは旅行しづらい状況と分析している。
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