2020年2月24日号>観光庁予算を読む 総額681億円はどう使われるのか
2020.02.23 00:00
20年度観光庁予算は前年度比2.2%増の680億9400万円で落ち着きました。
旅行環境の整備、情報入手の容易化と基幹産業化、地域での体験滞在の満足度向上という事業3本柱にほぼ前年度並みの予算が付いた印象です。
ただ、個々の事業を見ていくと増減も見られ、特集では観光庁予算の使途とともに識者がどのポイントに着目するかを紹介しました。
観光産業に就く皆さんも普段は観光庁予算に目を向けることは少ないはずです。
この機会にじっくりチェックいただきたい。そんな思いからの企画です。
【特集】
*観光庁予算を読む
総額681億円はどう使われるのか
20年度観光庁予算は、大幅増となった前年度から一転して2.2%増・680億9400万円にとどまった。東京五輪を機に多くの旅行者が訪日し、世界における今後の日本のイメージを左右することを意識し、円滑な出入国を含むストレスフリーな環境整備等に多くの予算が割かれた。
▽20年度予算の概要
▽観光庁予算への視点
永山久徳(日本旅館協会副会長/下電ホテルグループ代表取締役社長)
中井治郎(観光社会学者)
春山佳久(atta代表取締役社長)
独自調査
*2019年冬期日本発航空座席調査
韓国線大幅減で120万席に後退
注目のニュース
JATA、潮目捉え需要回復策
19年の訪日クルーズ客、2桁減
全日空が定額制航空券
11月旅行取扱額、2.3%減
誌上セミナー
*JNTO発外客攻略のヒント
『リアルなつながり重要な米国』
コラム
*視座 高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役営業本部長チーフ・デジタル・オフィサー)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*宿泊ビジネスの灯 井門隆夫(高崎経済大学地域政策学部教授)
*ビジネスパーソンの日々雑感 久保尭之(みなみあそ観光局戦略統括マネジャー)
統計・資料
*旅行業主要48社 11月の取扱状況
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