主要旅行業者の9月取扱額3.6%増、ラグビーW杯効果で訪日3割増

2019.12.09 00:00

 観光庁がまとめた9月の主要旅行業者49社の総取扱額は、前年同月比3.6%増の4545億550万円となった。海外旅行は香港のデモなどの影響により2.3%減の1860億6661万円だったが、国内旅行が北海道を中心に好調で6.5%増の2447億7977万円。外国人旅行は下旬に開幕したラグビー・ワールドカップ(W杯)に伴い欧米豪からの訪日需要が伸び、28.0%増の236億5910万円となった。

 総取扱額が増加した旅行会社は28社。伸び率で見ると、海外と国内が4割拡大したトヨタツーリストインターナショナルが40.1%増でトップ。国内の取り扱いを大幅に伸ばした三越伊勢丹ニッコウトラベルが28.7%増、外国人旅行が約2.4倍に拡大した富士急トラベルが25.9%増と続いた。

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