2019年6月3日号>トラベルサブスクリプション 新たな収益モデルの可能性
2019.06.03 15:47

一定期間の利用に対し定額課金でサービスを提供するサブスクリプション型ビジネスモデルがブームです。
「サブスク革命」などと語られることも多く、生活者に新たな体験価値をもたらすことで市場が創出されているようです。
特集ではツーリズム関連サービスにおけるサブスクモデルの可能性について考えてみました。
本誌初登場、サービス連合情報総研の神田達哉さんの原稿はなかなか刺激的ですが、リアル店舗訪問機会の拡大といった旅行会社のメリットに結びつける視点など大変興味深いです。
【特集】
*トラベルサブスクリプション
新たな収益モデルの可能性
サブスクリプションが注目を集めている。定額課金モデルを意味するサブスクリプションは観光産業との相性も良く、導入事例も増えつつある。ただし既存のビジネスモデルに単に定額課金を組み込んだだけでは成功できないのは言うまでもない。サブスクリプションは果たして観光産業に広がるのか。
▽注目の定額課金サービス
▽旅行動向を変える
平林潤(クニエ ディレクター)
▽商品開発の可能性
神田達哉(サービス連合情報総研業務執行理事)
▽サブスク成功の要件
佐川隼人(日本サブスクリプションビジネス振興会代表理事/テモナ代表取締役社長)
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論文
*自転車シェア事業におけるビジネスモデルの分析
原田大(東京成徳大学経営学部准教授)
注目のニュース
自治体の外客誘致支援で3者連携
国際旅客チャーター、3%増
日本の国際会議、過去最高の492件
4月の客室利用率87.4%
誌上セミナー
*今日からできる120%予算達成術
『選ぶ側の進化が問われる』
コラム
*視座 荒木篤実(パクサヴィア創業パートナー)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*黒須靖史のミステリーショッパー
*ビジネスパーソンの日々雑感 津田佳明(ANAホールディングス デジタル・デザイン・ラボ チーフ・ディレクター)
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