阪急電車の京とれいん雅洛がデビュー、和モダンがコンセプト
2019.04.22 08:00

阪急電鉄が京都線などで運行する観光特急「京とれいん雅洛」が3月23日にデビューした。
11年から土日曜・祝日に京都線で運行している観光特急「京とれいん」の2編成目。コンセプトは「乗車されたときから京都気分」。京とれいんの「和モダン・京町家」をイメージした内装を継承しつつ、京都を五感で感じられるデザインに改造した。
6両編成の1両ごとに季節テーマを設け、秋の楓(1号車)、春の桜(3号車)など外観にはその季節に合った植物のデザインを施した。車内には桜や日本の伝統文様である七宝紋などがあしらわれ、京都まで車内空間が楽しめる。全車両の中央部に京都の寺社建築で用いられる「円窓」を設け、3・4号車の間には1人掛け席もある。
普通運賃で乗車でき、予約は不要訪日外国人向けに無料Wi-Fiサービスを導入し、多言語による案内放送やガイドマップも用意する。
関連キーワード
カテゴリ#地域の観光#新着記事
キーワード#阪急電鉄#新着記事
アクセスランキング
Ranking
-
KNT-CT、6割増収で赤字縮小 今期の黒字化予想 非旅行業を強化
-
訪日実証ツアーで観光再開へ前進 米国など4カ国 旅行大手6社が実施
-
SKALインターナショナル東京、ウクライナに支援金贈呈
-
「このままでは観光孤立国に」 観光関連団体、水際対策緩和要望で危機感あらわ
-
クルマ離れが変える旅 免許保有率低下のなかで
-
旅行促進へメタバースの役割増加 83%が購買に興味
-
4月の客室利用率63.8% 前年比18.5ポイント増 9地域でプラス
-
関西経済同友会、舟運の活用を提言 クルーズで関西の広域観光模索
-
エクスペディアが新戦略、事業者の旅行販売を包括支援 検索機能の改善も
-
旅行の成約率が上昇傾向 買い物かご放棄は減少