アイヌ普及へ新プログラム、デジタルアートと古式舞踊を融合
2019.04.22 08:00

アイヌ文化の普及啓発活動に取り組む阿寒アイヌ工芸協同組合と、地域DMOの阿寒観光協会まちづくり推進機構は、デジタルアートとアイヌ古式舞踊を融合した新プログラム「阿寒ユーカラ・ロストカムイ」(写真)を制作した。
3月19日から阿寒湖アイヌシアター「イコロ」で上演を開始した。アイヌとエゾオオカミとの共生をテーマに据えた物語がデジタル技術と舞踊で立体的に再現され、アイヌの世界観を存分に体感することができる。阿寒湖温泉のアイヌの人々が継承してきた歌や古式舞踊などの伝統文化を国内外の人々に知ってもらうため、写真家のヨシダナギら注目のクリエイターが制作に加わった。
上映時間は約40分。大人2200円、小学生600円。これを機に、従来の「アイヌ古式舞踊」と「イオマンテの火まつり 」の演目もリニューアルした。
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