JCMAがサステナビリティ方針 MICE振興とSDGs貢献で業界発展へ
2023.01.16 00:00

日本コンベンション協会(JCMA)は、MICEのさらなる価値向上とSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献するため、「サステナビリティ方針」を策定した。MICEの振興とSDGs達成に向けた取り組みを強力に推進し、働きがいやダイバーシティ、パートナーシップを実感できる業界として社会に認知されることを目指す。
取り組むべきテーマに5項目を挙げた。例えば「グローバルな交流の促進とフェース・トゥ・フェースをはじめとするコミュニケーションの深化」では、コミュニケーションの場を創造し活性化することで互いの国や人への理解を促進し、世界平和に貢献する。また、「開催地において、地域の活性化、国際化、国や都市ブランドの向上に寄与」では、地域の一員として持続可能なまちづくりの核となり、都市のブランディングや魅力向上、シビックプライドの醸成に寄与することを目指す。
サステナビリティーへの取り組みは、特に国際機関の本部が多数ある欧州をはじめ、国際会議の誘致において必須事項となっている。また、MICE業界では、運営本番に向けて業務量が一気に増える事業特性に対する働き方の問題や、仕事が一般にあまり知られていないといった課題がある。こうした課題を乗り越えるためにも取り組みを進め、業界の発展につなげる。
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
-
?>
-
募集+手配の同時契約に光明 グローバルユースビューロー、高リスク商材を積極販売
?>
-
Oooh、チャットとAIで現地に直接オーダーメード 「自由な旅を身近に」を実現
?>
-
JATAがカスハラ基本方針 旅行会社に策定促す 秋めどにモデルマニュアル公表
?>
-
雨風太陽、OTA事業を開始 百戦錬磨から宿泊予約サイト譲受
?>
-
日本旅行、営業利益8割減 24年12月期 受託事業縮小が影響
?>
-
商船三井クルーズ、新たに1隻投入 シーボーンから購入 26年運航開始
?>
-
HISが積立有給休暇制度 働きがい向上へ 時間単位の取得も
?>
-
ホテル開発投資、東京が人気トップ 需要回復と宿泊料上昇で CBRE調査