主要旅行業者の7月取扱額115%増 東京五輪で外国人伸び 19年比は7割減
2021.10.11 00:00

観光庁がまとめた7月の主要旅行業者45社の総取扱額は前年同月比114.6%増の1115億5953万円となった。19年同月比では72.8%減。緊急事態宣言下で国内旅行は60.1%増の786億8886万円(19年同月比65.3%減)、海外旅行は178.5%増の52億5535万円(同96.8%減)の一方、外国人旅行は東京五輪の選手・大会関係者の需要があり、約29倍の276億1532万円に拡大した。19年同月比でも55.1%増となった。
企業別では、東京五輪オフィシャルパートナーの外国人旅行の伸びが目立った。なかでもJTBは約29倍の267億5996万円で、同分野全体の97%を占めた。19年同月比でも253.6%増。ただし、国内旅行は無観客化に伴う観戦ツアーの中止で特段の伸びは見られなかった。
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