MICE産業の認知向上へ尽力、日本コンベンション協会21年度計画 代表理事にコングレ武内氏
2021.06.28 00:00

日本コンベンション協会(JCMA)は6月8日に社員総会をオンラインで開催し、21年度の事業計画を承認した。コロナ禍一色となった20年度を乗り越え新たなチャレンジを続ける会員各社を支援し、MICE 事業の価値がより一層社会に認知されるよう活動する。近浪弘武代表理事(日本コンベンションサービス代表取締役社長)は冒頭の挨拶で、「厳しい1年だった。元には戻れないと思うが、この苦渋を新たな発展につなげていきたい」と述べた。
具体的には5つの柱として、①コンベンションを含むMICE 事業の認知度と地位の向上、②価値向上への取り組み、③次世代の育成・活躍、女性活躍に向けた取り組みの推進、④会員の交流促進、⑤中期計画の検討を掲げた。特に認知度向上は、政府の施策対象やリスクに対する支援対象となるために不可欠とみている。
役員の改選では、新代表理事に武内紀子副代表理事(コングレ代表取締役社長)が就任し、近浪氏は副代表理事に就いた。会の立ち上げに尽力した舩山龍二相談役は退任した。
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