3月の百貨店外客売上17%増、客数は依然マイナス
2021.05.31 00:00

日本百貨店協会がまとめた3月の外国人観光客の来店動向によると、調査対象87店舗の総売上高は前年同月を17.1%上回る55億5000万円となった。購買客数は52.7%減の1万4000人だった。売上高はプラスに転じたものの、客数は14カ月連続のマイナス成長。新型コロナウイルスの影響を受ける前の19年同月比で見ると、総売上高は83.3%減、購買客数は96.9%減となり、厳しい状況が続いている。
売上高の内訳を見ると、一般物品が93.4%増の36億5000万円と伸び、売上高全体のプラス転換に貢献した。消耗品は33.4%減の19億円だった。1人当たりの購買単価は147.5%増の39万4000円で、16カ月連続でプラスとなっている。
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