2月の百貨店外客売上65%減、単価は8万円台の高水準
2020.04.27 00:00

日本百貨店協会がまとめた2月の外国人観光客の来店動向によると、調査対象91店舗の総売上高は前年同月を65.4%下回る110億2000万円と大きく落ち込んだ。購買客数も68.3%減の13万4000 人となり、売上高とともに2カ月ぶりにマイナスに転じた。
同協会は、「新型コロナウイルスの影響を大きく受けており、昨年は2月だった春節休暇期間が1月にずれたことも一因」としている。
売上高の内訳を見ると、一般物品が64.2%減の55億円。消耗品も66.5%減の55億2000万円で、ともにほぼ同様の落ち込み。
ただ、1人当たりの購買単価は9.0%増の8万2000円。“爆買い”が流行した15年の単価に匹敵する水準だった。
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