主要7空港の12月利用実績、韓国人客の低迷続き福岡・那覇26%減
2020.04.06 00:00

法務省の出入国管理統計によると、旅客数で全国上位7空港の19年12月の利用動向は、すべての空港で日本人出国者数が前年同月を上回った一方、外国人入国者数は4空港で減少した。日韓関係の冷え込みにより韓国人旅客の低迷が続いているためで、特に地方空港はその影響から抜け出せていない。
外国人入国者が減少したのは、新千歳、関西、福岡、那覇。最大のマイナス幅は福岡(26.6%減)で那覇(26.2%減)も同水準だった。韓国人入国者は全7空港で減少したが、これら4空港の落ち込みが大きく、なかでも新千歳は80.4%減、那覇は79.4%減。11月に比べるとやや改善しているとはいえ、大きな回復は依然見られない。那覇は中国と台湾も減少したことが全体に響いた。
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