玉城知事、ジャングリアに消費促進の期待 東京で沖縄観光感謝の集い
2025.02.10 00:00

沖縄県と沖縄観光コンベンションビューローは1月23日、都内で観光産業関係者らを招き、「沖縄観光感謝の集い2025」を開催した。あいさつに立った玉城デニー知事(写真)は、7月に北部に誕生するテーマパーク「ジャングリア」に触れ、県内周遊による滞在時間や消費の促進につながると期待を示した。26年には首里城正殿の復元の完成も予定され、追い風が吹く。
昨年は沖縄で初となる大型外国客船による本格的なフライ&クルーズが実現し、県内での前後泊によって消費額が増加するなど波及効果が見られたという。快適性・利便性の向上へ、那覇空港からホテルまで手荷物を配送する手ぶら観光や、2次交通結節点「北谷ゲートウェイ」の設置も進んだ。
また、泡盛を含む伝統的酒造りがユネスコ無形文化遺産に登録されたことは、ソフトパワーの魅力発信につながる。玉城知事は、県が空手など伝統文化の無形文化遺産への登録に向けた取り組みに本腰を入れるなかで、「弾みがつく出来事」とした。
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