せとうちDMOが第2種登録 誘客強化へDMC機能を整備
2024.09.16 00:00

瀬戸内ブランドコーポレーション(SBC)は第2種旅行業登録を取得した。「せとうちDMC」を事業ブランドとし、欧米豪から瀬戸内エリアへの誘客を主なターゲットに、今年度はまず海外の旅行会社に地域を視察してもらうファムツアーを実施する。
SBCはマーケティング・プロモーションを担うせとうち観光推進機構とともに「せとうちDMO」を構成する。ファンドを活用したプロダクト開発支援や事業者の経営支援を手掛けてきた。せとうちDMOとして今後一層の集客拡大を図るためには、瀬戸内7県への送客が必要になると見て、DMC(デスティネーション・マネジメント・カンパニー)の機能を強化することにした。
観光庁が富裕層の誘致に向けて集中的な支援を行うモデル観光地に選定され、送・誘客を担うDMC機能の整備を求められていることも契機となった。
ファムツアーの第1弾は25年1月までに行う。海外にパイプを持ち誘客する旅行会社と連携し、下地をつくる。
【あわせて読みたい】2023年5月29日号>富裕層誘客モデル始動 高額消費者を呼び込む観光地づくり
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
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