藤田観光と東急ホテルズ、人材育成でコンソーシアム 他流試合で強み再認識
2023.07.24 00:00

藤田観光と東急ホテルズ&リゾーツは、人材育成に関するコンソーシアム「T&F Hospitality Lab」を立ち上げた。両社協働による研修など、他社の社員と合同で学ぶ場を設けてモチベーションとサービス力の向上を図り、人材の確保や育成につなげる。
同業種でいわゆる他流試合を実施することで、自社の強みを再認識したり、ホテル業界で働く楽しさを自ら見いだしてもらい、ホテリエとして専門的な技術を向上させたい考え。
初年度の23年度は、宿泊・料飲サービス部門の入社2~3年目の若手社員を対象に20人を公募する。双方のホテルで実技演習を含む5回の研修を行う予定だ。
コロナ禍を経て旅行需要は急拡大しつつあるが、ホスピタリティー産業では人材の確保や育成が大きな課題となっている。両社はともに幅広いブランドのホテル・リゾートを全国に展開しており、人材に投資した企業が生き残るという共通認識の下、コンソーシアムを立ち上げた。
【あわせて読みたい】宿泊業界に人材は戻るか 人手不足問題を考える 特定技能2号、航空・宿泊を追加 人手不足対策で外国人受け入れ拡大
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
-
?>
-
募集+手配の同時契約に光明 グローバルユースビューロー、高リスク商材を積極販売
?>
-
Oooh、チャットとAIで現地に直接オーダーメード 「自由な旅を身近に」を実現
?>
-
JATAがカスハラ基本方針 旅行会社に策定促す 秋めどにモデルマニュアル公表
?>
-
雨風太陽、OTA事業を開始 百戦錬磨から宿泊予約サイト譲受
?>
-
日本旅行、営業利益8割減 24年12月期 受託事業縮小が影響
?>
-
商船三井クルーズ、新たに1隻投入 シーボーンから購入 26年運航開始
?>
-
HISが積立有給休暇制度 働きがい向上へ 時間単位の取得も
?>
-
ホテル開発投資、東京が人気トップ 需要回復と宿泊料上昇で CBRE調査