旅行産業経営塾、5月開講 6年ぶりにリアル形式で再開 物事の見方や考え方学ぶ場
2023.01.30 00:00

旅行産業経営塾が5月から24年3月まで、6年ぶりにリアル形式で再開する。コロナ禍で受けたダメージから復活・再開への途を歩む旅行産業の将来について、業態や企業規模の壁を越えて考え議論する。参加者を募り、5月27日に入塾式を予定している。
経営塾は旅行産業を担う次世代の人材を育成する有志の勉強会で、1999年の開塾以来、400人以上の卒塾生を輩出してきた。業務上の知識にとどまらず、物事の見方、考え方、決め方を学ぶ場であることが特徴。講義とグループディスカッションで学びを深める。参加者は主に旅行会社の経営管理層で、中小は大手の考えを学び、大手は中小の経営の仕方を学ぶ貴重な機会となる。顔ぶれは旅行業を中心にインバウンドガイド、観光コンテンツ事業者、地方自治体の観光担当者などに拡大している。
原優二塾長(風の旅行社代表取締役)は、「コロナ禍で業界のスキームが変化しており、今後2~3年で結論が出るのではないか。見通しからくみ取るためにも、講師陣に経営者を多くそろえる」と運営方針を語る。
通常講義11回と1泊2日の合宿で受講料は1人12万円。専用サイト(https://www.bsti.jp/registration/)から申し込む。問い合わせ先は事務局(info@bsti.jp)へ。
関連キーワード
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
-
?>
-
募集+手配の同時契約に光明 グローバルユースビューロー、高リスク商材を積極販売
?>
-
Oooh、チャットとAIで現地に直接オーダーメード 「自由な旅を身近に」を実現
?>
-
JATAがカスハラ基本方針 旅行会社に策定促す 秋めどにモデルマニュアル公表
?>
-
雨風太陽、OTA事業を開始 百戦錬磨から宿泊予約サイト譲受
?>
-
ホテル開発投資、東京が人気トップ 需要回復と宿泊料上昇で CBRE調査
?>
-
日本旅行、営業利益8割減 24年12月期 受託事業縮小が影響
?>
-
商船三井クルーズ、新たに1隻投入 シーボーンから購入 26年運航開始
?>
-
HISが積立有給休暇制度 働きがい向上へ 時間単位の取得も