10月の客室利用率74.5% 全国旅行支援の影響に地域差 東京は大幅回復
2022.11.14 00:00

全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する119ホテルの10月の平均客室利用率は、前年同月比14.5ポイント増の74.5%となった(速報値)。9月実績比で0.2ポイント減だが、速報値は低い傾向にあり、回復は着実に進んでいるといえそうだ。
全国旅行支援の開始と入国制限緩和による効果が期待されたが、ANHAは地域によって影響が多少異なったとする。特に利用率が改善したのは関東で、23.1ポイント増の78.3%となった。東京都が26.6ポイント増の79.2%とけん引した。東京は他の地域より旅行支援の開始が10日遅かったが、訪日客の増加が伸びを支えたとみている。
同じ大都市圏でも大阪府は61.4%で、伸びが7.5ポイント増と小幅だった。近畿全体でも67.2%にとどまった。
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