2022年10月31日号>いま共有したい1冊 観光の時代復活に向けて
2022.10.30 00:00

ナレーターによる朗読を聴いたり、10分ほどの要約テキストで読んだりと、読書の形態もずいぶん様変わりしてきました。時代の要請といってしまえばそれまでですが、秋の夜長に紙のページをめくるぜいたくさも忘れてしまいたくはないものです。
特集は恒例の選書企画。観光立国を支えるすべての人々といま共有したい1冊とそこに込められた思いをキーパーソンに披露いただきました。
民事再生からの再出発、旅行業経営者の父との会話、窮地におけるメンターからの薦め……十人十色の物語です。
【特集】
*いま共有したい1冊
観光の時代復活に向けて
水際対策緩和に全国旅行支援と、観光の時代復活への期待がふくらんでいる。一方でコロナ禍により変化した人々の価値観や社会環境がもたらす観光ビジネスへの影響は見えづらい。そんな時代のうねりをとらえながらキーパーソンがいま共有したいと思う1冊は、私たちに何を示してくれるのだろうか。
▽9人のキーパーソンが選ぶ1冊
井坂晋(瀬戸内ブランドコーポレーション代表取締役社長)
藤井大介(大田原ツーリズム代表取締役社長/ファーム・アンド・ファーム・カンパニー代表取締役社長)
宮本賢一郎(リクルート旅行Division長)
近藤康生(ホワイト・ベアーファミリー代表取締役)
永山久徳(下電ホテルグループ代表)
松浦賢太郎(クルーズのゆたか倶楽部代表取締役)
砂田憲治(カブクスタイル代表取締役)
橋本直明(トラベリエンス代表取締役社長)
田中翼(仕事旅行社代表取締役)
論文
*観光に対する住民の態度へのプレイス・アイデンティティ理論適用の検討【1】
髙井典子(神奈川大学国際日本学部教授)
注目のニュース
GoToで不適切給付2億円
大型ホテルの運営手法に一手
空飛ぶクルマ、実現へ準備着々
8月の百貨店外客売上2.8倍
誌上セミナー
*中国人客の購買パワー獲得術
『労働者バブルの終焉』
コラム
*視座 神田達哉(サービス連合情報総研業務執行理事・事務局長)
*デスティネーションマーケティングの現場から 村木智裕(インセオリー代表取締役)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*旅するファッション 玉置美智子
*3万フィートのおもてなし 中西克吉
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2025年3月31日号(最終号)>次期基本計画への視点 訪日6000万人時代の要諦
?>
-
2025年3月24日号>観光支援策の課題と展望 会計検査院報告を読み解く
?>
-
2025年3月17日号>動き出したNDC流通 国際航空券販売に変化の兆し
?>
-
2025年3月10日号>20代女子の旅行意欲 消費けん引する黄金世代
?>
-
2025年3月3日号>観光庁予算の急所 成長ステージへの端境期
?>
-
2025年2月24日号>国内旅行の壁 日本人の旅は縮小を続けるのか
?>
-
2025年2月17日号>AIを味方にできるか 変わる旅の提案
?>
-
2025年2月10日号>昭和100年 観光・旅行業のための企画のヒント