7月の客室利用率67.6% 好調に推移も第7波でキャンセル増
2022.08.22 00:00

全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する120ホテルの7月の平均客室利用率は前年同月比8.8ポイント増の67.6%となった(速報値)。6月実績に比べると4.2ポイント減だが、速報値は概して低く最終的に70%台になる可能性が高い。80%台で推移していたコロナ禍前には及ばないが、4月以降、好調を維持している。
回答がなかった四国を除く9地域中、6地域が前年同月を上回った。北海道が8.3ポイント上昇して76.6%とトップ。北陸も10.1ポイント伸ばし72.6%と好調だった。これに対し、中国は40.4%と低調。九州はプラス成長だが60%を割り込み、東高西低の傾向が見られた。
ANHAによると、利用目的が広がっている。ただ、コロナ感染者の急増でキャンセルが増えているとの声も多いようだ。
【あわせて読みたい】6月の客室利用率66.3% 利用目的広がり好調を維持
カテゴリ#観光統計#新着記事
-
?>
-
1月の百貨店免税売上高619億円 春節効果で同月過去最高 単価もプラス転換
?>
-
主要旅行業者の12月総取扱額、19年比21%減 三越伊勢丹ニッコウは54%増
?>
-
主要7空港の11月利用実績、羽田が中国人旅客で唯一プラス
?>
-
1月の客室利用率73.1%、関東・近畿けん引 全国6地域で下回るも
?>
-
24年の免税売上高、過去最高の6487億円 百貨店87店舗 コロナ前から88%増
?>
-
主要旅行会社の11月取扱額、回復率8割 コロナ前比較 8社がプラス
?>
-
外国人入国者、福岡空港は19年比2倍 主要7空港の10月実績
?>
-
客室利用率、東阪で明暗 12月速報値 10ポイント以上の開き