ニューヨーク市観光局、バーチャルでコロナ後初のセールスミッション開催 日韓市場に向け
2021.12.17 16:54

ニューヨーク市観光局(NYC)は11月29日から12月3日まで5日間にわたり、日本と韓国市場を対象にコロナ禍後で初となるセールスミッションをバーチャルで開催した。19年は日本から35万4000人、韓国からは40万6000人の観光目的の渡航者が同市を訪れている。マキコ・マツダ・ヒーリーNYCマネージングディレクターは、「日韓の旅行者は長期滞在が多く、カルチャーや体験に高い関心を持っている」とし、重要な市場と位置付けた。
22年の旅行再開に向け、新たなニューヨークの魅力を伝えるべく、ホテルや美術館、現地オペレーターなど10社のサプライヤーが参加した。コロナ下でもさまざまなホテルがオープンし、8月には屋外活動参加のガイドライン「Key to NYC」を導入してワクチン接種証明の提示を求めるなど独自の対策を実施。観光の回復とコロナ対策を両輪で進めている。過去最大規模となるグローバル観光キャンペーン「It’s Time for New York City」も開始した。また、多様性を受け入れる都市として、ウェブサイトにLGBTQのページを立ち上げ、アジアを含む世界からの観光客の受け入れを待っている。
なお、オミクロン株の発生と感染拡大が世界的に報じられているが、同市は12月6日に市内すべての民間雇用者へのワクチン義務化を発表。10日には屋内の公共の場でのマスク着用義務化も発表し、早期の抑え込みに対策を講じている。
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