JTB調査、年末年始は安近短志向 旅行希望者14.8%
2020.12.14 00:00

JTBは年末年始(12月23日~21年1月3日)の旅行に関する意識調査をまとめ、旅行に行きたいと考えている人は前年同期から5.2ポイント減の14.8%と推計した。安心・安全にこだわって行き先や移動手段、宿泊先を選択する傾向がみられるという。若い年代ほど旅行志向が高く、自宅から近いところに車で移動し、近しい家族と少人数で1泊2日の旅行が主流になると予測した。
1泊以上の観光旅行に関して1697人から回答を得た旅行動向アンケートを基にまとめた。今年は旅行を取り巻く環境が流動的であることから、例年の旅行者数推計は行わず、旅行トレンドのみ発表した。
調査結果からは感染防止意識が強く働いていることがうかがえる。旅行日数は1泊2日が0.3ポイント増えて全体の30.8%を占める一方、2泊3日は2.5%ポイント減の25.2%。同行者は家族連れが61.6%と最多であるものの、前年より3.6ポイント減少。これに対し、一人旅が3.7ポイント増の20.7%となった。利用交通機関は乗用車の伸びが目立つ。
1人当たりの旅行費用は、1万~2万円未満が23.3%と最も多かったものの、1万円未満(21.5%)が4.8ポイント増加した。
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