主要旅行業者の5月取扱額97.6%減、渡航制限で海外・訪日ゼロ多数
2020.08.10 00:00

観光庁がまとめた5月の主要旅行業者47社の総取扱額は、前年同月比97.6%減の95億7057万円となった。出入国や国内移動の制限に伴う旅行延期・中止により、4月に続く大幅な落ち込み。減少幅はさらに拡大し、海外旅行が99.0% 減の13億5850万円、国内旅行が96.6%減の81億7282万円、外国人旅行は99.8%減の3924万円だった。
企業別では、京成トラベルサービス(75.3減)、イオンコンパス(87.5%減)、日産クリエイティブサービス(89.8%減)を除き、軒並み90%以上の減少。三越伊勢丹ニッコウトラベルは取り扱いゼロだった。大手旅行会社も、日本旅行、阪急交通社、ジャルパックが海外旅行の取り扱いが皆無となるなど、厳しい現状が浮き彫りになった。
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