2024年2月12日号>観光庁予算の全容 新旧の課題解消と産業発展への使途
2024.02.11 00:00
観光庁予算は日本の観光政策を如実に表します。24年度予算は25年までの観光立国推進基本計画の柱に沿ったもの。予算規模は19年度や20年度には及ばないものの、コロナ禍のさなかから大幅に回復しました。下支えしたのは、出国者から徴収する国際観光旅客税財源。一般財源だけ見ると、旅客税が導入されて以降、減少し続けていることが分かります。観光政策を実行するうえで重要な財源となった旅客税の配分は妥当なのか。そんな新たな疑問も持ち上がり、今後考えていくテーマとなりそうです。
【特集】
*観光庁予算の全容
新旧の課題解消と産業発展への使途
観光庁の24年度当初予算案は、訪日旅行需要の急速な回復に伴う国際観光旅客税の増大に支えられ、前年度を大きく上回る規模となった。コロナ禍を脱し本格的な再スタートを切るために練られた予算の内容を詳しく見ていくことにしよう。
▽24年度予算の概要
▽観光庁予算への視点
早瀬陽一(アビアレップス代表取締役)
下地芳郎(沖縄観光コンベンションビューロー会長)
佐藤真一(バリュー・クリエーション・サービス代表取締役)
独自調査
*2023年日本発航空座席調査
4年ぶりに大台の100万席突破
注目のニュース
九州観光機構が旅行業登録
地方訪問、重視項目の違いあらわ
24年の国際旅行者、14.9億人予想
外客の19年超え、4空港に
誌上セミナー
*海外の観光地域づくり
『観光地域マネジメントと災害』
コラム
*視座 永山久徳(下電ホテルグループ代表)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*シン・交通サービス論 成定竜一(高速バスマーケティング研究所代表)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*山田静のツレヅレナルママニ
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田由美子
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