客室利用率、東阪で明暗 12月速報値 10ポイント以上の開き
2025.02.03 00:00

全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する112ホテルの24年12月の平均客室利用率は、前年同月を1.2ポイント上回る80.2%となった(速報値)。ただし、全国10地域のうち、プラスとなったのは関東・近畿・中国の3地域のみで、11月実績に比べても6.3ポイント減少した。
前年同月比プラスで80%台は関東と近畿のみ。しかし、2大都市に絞ると明暗が分かれた。東京都は3.2ポイント上昇して89.3%に達した一方で、大阪府は2.5ポイント減の77.2%。利用率は10ポイント以上も開いた。
ANHAによると、年末の集客は好調の一方で、インフルエンザの流行で直前のキャンセルが多発した。四国は大幅減だが、回答数が少なく、回答ホテルの実績が色濃く反映された影響とみられる。
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