ルフトハンザグループ、伊フラッグシップ航空会社を傘下に 夏期から共同運航
2025.01.27 00:00

ルフトハンザ・ドイツ航空(LH)を中核とするルフトハンザグループは、ITAエアウェイズの株式41%をイタリア経済財務省(MEF)から取得した。ITAはイタリアのフラッグシップキャリアで、羽田空港にもローマから乗り入れている。子会社として傘下に収め、オーストリア航空、スイス・インターナショナル・エアラインズなどとともに、グループ5番目のネットワーク航空会社としてサービスを拡大する。
ルフトハンザグループは3億2500万ユーロ(約520億円)を投資した。株式の残り59%はMEF が引き続き保有するが、同グループが取得するためのオプション契約でも合意した。
ITAのブランドは維持し、今夏期スケジュールからフリークエントフライヤープログラムや空港ラウンジの相互利用、コードシェア運航などの連携が始まる。ITAは現在スカイチームに加盟するが、LHや全日空が所属するスターアライアンスに変更する予定。
ルフトハンザグループとMEFは23年に株式取得に合意。欧州委員会の承認手続きを経て、子会社化が実現した。
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