2025年1月27日号>訪日4000万人時代の評価 産業界の地位は上がったか
2025.01.26 00:00

訪日外国人消費額が8兆円を突破し、訪日外国人旅行者4000万人達成も目前に迫ります。記録的な円安などを背景にした力強いインバウンド需要により、25年は日本の観光産業にとってひとつの転換点を迎えることは間違いありません。一方で「日本の主力産業として評価されてしかるべきなのに産業に対するイメージは決して良くない」と日本観光振興協会理事長の最明仁さんは嘆きます。産業界が訪日4000万人時代にふさわしい評価を得るためには……。一歩立ち止まって考えてみました。
【特集】
*訪日4000万人時代の評価
産業界の地位は上がったか
観光立国宣言から21年。24年の訪日外国人旅行者数は7倍に増大し、今年は4000万人の大台乗せも視野に入ってきた。訪日外国人消費額も8兆円を突破して半導体産業を凌駕する。しかし観光産業はそれにふさわしい評価を得られているのか。実現間近となった訪日4000万人時代のリアルを考える。
▽到来した訪日4000万人時代
▽4000万人時代の提言
最明仁(日本観光振興協会理事長)
村木智裕(インセオリー代表取締役)
井門隆夫(國學院大學観光まちづくり学部教授)
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