11月の客室利用率、東京突出 大阪はマイナス 価格重視で稼働抑制
2024.12.23 00:00

全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する116ホテルの11月の平均客室利用率は、前年同月を1.8ポイント上回る86.3%となった(速報値)。全国10地域のうち半数がマイナスだが、利用率は最も低い四国でも68.8%と7割に近い水準だった。
関東が92.0%と唯一の9割台で、北陸(87.1%)、近畿(87.0%)が続いた。8割台は計4地域。関東は訪日客の需要が高い東京都が前年から4.4ポイント上昇し、93.7%となった。
訪日市場は都市圏の宿泊率がコロナ禍前に比べて高い傾向にあるが、大阪府は1.7ポイント減の81.4 % と対照的。ANHAによると、販売価格を重視して稼働を抑える販売戦略を取ったホテルが多かったという。
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