エアカランが日本支社閉鎖へ 路線撤退 政治情勢悪化で打撃
2024.09.09 00:00

エアカラン(SB)は8月26日をもって成田/ヌメア便の運航を終了し、日本路線から撤退した。成田空港支店は9月末、日本支社も10月末付で閉鎖する。
コロナ禍後も、日本からニューカレドニアを訪れる観光客の回復が遅れていることに加え、5月にヌメアなどで発生した暴動による政治・経済情勢悪化を受けた措置。総旅客数はコロナ禍前より50%近く落ち込んでいた。より高い収益性が見込める路線で機材を有効活用する必要性から、早期回復が困難と見る日本からの撤退を決めた。
エアカランは2000年6月に関西/ヌメア線を開設して日本に乗り入れた。03年に成田線を開設して日本から年間2万人以上を運び、19年には成田週5便・関空週2便のデイリー体制としていた。
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