5月の平均客室利用率80% 2大都市圏に需要集中 GW効果薄く
2024.06.24 00:00

全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する126ホテルの5月の平均客室利用率は、前年同月比1.5ポイント増の80.0%となった(速報値)。コロナ禍前の19年同月(81.8%)に迫るも一歩届かなかった。ANHAによると、ゴールデンウイーク(GW)は曜日配列の影響で宿泊需要が分散し、GW明けはビジネス需要の立ち上がりが遅く、平日需要が鈍かった。
全国10地域中、訪日客利用が多い関東と近畿が80%台と好調で、東海を加えた3地域のみがプラス。関東は東京都が7.5ポイント増の88.2%と抜きん出ている。売り上げ・平均客室単価ともに記録を更新したホテルもあるという。
一方、北海道と四国は約30ポイント減の40%台。調査回答数の少なさが要因としている。
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