2024年4月15日号>大阪万博を商機に 地方への動線をどう描くか
2024.04.14 00:00

大阪・関西万博がなかなか盛り上がりません。生活者の関心度が低水準で推移している状況は少なからず理解できますが、観光・旅行事業者の関心度が低下しているのはどうしたものでしょう。昨年のインバウンドサミットでは、万博催事企画プロデューサーの小橋賢児さんが「日本全国をアップデートするチャンス。個々が意識をもってこのチャンスをどう生かしていくかです」と熱く語っていました。ひとつの鍵は地方への動線をどう描くか。残された1年間を黄金の時間に変えるための特集です。
【特集】
*大阪万博を商機に
地方への動線をどう描くか
大阪・関西万博開幕まで1年。大阪では55年ぶりとなる万博の開催期間中に見込まれる来場者数は延べ約2800万人となる。このうち海外からは350万人を想定。大阪以外の都道府県にも万博による観光需要創出の効果が期待される。ツーリズム産業はこのチャンスをどのように商機に結びつけることができるのだろうか。
▽大阪万博まで1年
▽大阪万博の生かし方
高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役チーフ・デジタル・オフィサー)
小林裕和(國學院大學観光まちづくり学部教授)
吉村久夫(帝京大学経済学部教授)
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コラム
*視座 高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役チーフ・デジタル・オフィサー)
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*宿泊ビジネスの灯 井門隆夫(國學院大學観光まちづくり学部教授)
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*ビジネスパーソンの日々雑感 松浦賢太郎
統計・資料
*旅行業主要43社1月の取扱状況
*国・地域別訪日外国人客数
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