12月の客室利用率79.9% プラス要素少なく微減 関東87%で突出
2024.01.29 00:00

全日本ホテル連盟(ANHA)によると、加盟する122ホテルの12月の平均客室利用率は前年同月比1.3ポイント減の79.9%だった(速報値)。昨年に比べ多くの地域で全国旅行支援が実施されず、年末になるにつれ訪日外国人の集客が減ったことが要因と分析している。
11月比では4.6ポイント減。ただし、コロナ禍前の19年以前の利用率と大きく変わらず、確定値で上昇する可能性もありそうだ。
全国10地域のうち、平均値を超えたのは関東(87.4%)と近畿(80.4%)。特に関東は、訪日需要が旺盛な東京都が3.4ポイント増の89.0%と下支えし、突出して高稼働となった。
なお、中国・四国は回答数の少なさが影響し、極めて低い数値となっている。
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