東京が世界観光都市の4位に 初のトップ10入り 日本勢躍進
2024.01.05 00:00

市場調査会社の英ユーロモニターインターナショナルがまとめた23年の世界トップ100都市デスティネーションで、東京が4位となった。22年の20位から大きく順位を上げ、初のトップ10入りを果たした。大阪も16位(22年は42位)となったほか、京都27位、札幌58位、福岡61位と躍進した。
調査は、世界の100都市を観光に関する6つの主要分野(経済・ビジネスの実績、観光パフォーマンス、観光政策と魅力度、観光インフラ、衛生・安全、持続可能性)を合計55の指標に基づき比較。観光都市としての魅力を総合的に評価した。
ユーロモニターは日本の躍進の要因について、新型コロナ関連規制の緩和に加えて、22年から続いている円安により、日本が外国人観光客にとって一層魅力的な旅行先になっているためと見ている。
世界で最も魅力的な観光都市と評価されたのは、21年、22年に続きパリだった。2位はドバイ(22年も2位)、3位はマドリード(同4位)、5位はアムステルダム(同3位)だった。
欧州の都市はトップ10中7都市、トップ100中63都市を占めるなど同地域の優位が目立つが、その背景には急速に進む都市化とテクノロジーの浸透があるとしている。
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