11月の客室利用率83.7% 東京けん引で高稼働 コロナ前に回復
2023.12.18 00:00

全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する125ホテルの11月の平均客室利用率は、前年同月比1.3ポイント増の83.7%となった(速報値)。4カ月連続の80%台。
昨年は全国旅行支援による集客があったが、実施自治体が減少しても昨年(82.4%)を上回った。ANHA によると、事業者からコロナ禍前の状況に戻ったとの報告が多く寄せられているという。
ただ、地域によってややばらつきも見られた。訪日外国人の宿泊需要を取り込んだ関東は88.7%。なかでも東京都が91.0%に上り、7~8割が外国人利用だという。北陸(87.4%)と近畿(85.2%)も高水準で、九州を含む4地域が80%台となった。
一方、オフシーズンに入る北海道や回答数が少ない四国は6割に届かなかった。
カテゴリ#観光統計#新着記事
-
?>
-
1月の百貨店免税売上高619億円 春節効果で同月過去最高 単価もプラス転換
?>
-
主要旅行業者の12月総取扱額、19年比21%減 三越伊勢丹ニッコウは54%増
?>
-
主要7空港の11月利用実績、羽田が中国人旅客で唯一プラス
?>
-
1月の客室利用率73.1%、関東・近畿けん引 全国6地域で下回るも
?>
-
24年の免税売上高、過去最高の6487億円 百貨店87店舗 コロナ前から88%増
?>
-
主要旅行会社の11月取扱額、回復率8割 コロナ前比較 8社がプラス
?>
-
外国人入国者、福岡空港は19年比2倍 主要7空港の10月実績
?>
-
客室利用率、東阪で明暗 12月速報値 10ポイント以上の開き