3月の客室利用率82.3% 19年以来の高水準 関東は単価上昇
2023.04.24 00:00

全日本ホテル連盟(ANHA)に加盟する122ホテルの3月の平均客室利用率は、前年同月を14.7ポイント上回る82.3%となった(速報値)。80%台を回復するのは19年以来。全国10地域中7地域がプラス成長で、うち4地域が80%台に達した。回答数の少なさなどから低率となった北海道と四国を除けば、すべて70%以上の高稼働となった。
利用率が最も高かったのは、北陸(87.2%)で、関東(85.7%)、近畿(85.5%)と続いた。ANHA によると、訪日外国人の集客が多い関東では客室平均単価がシングル、ツインともに前年から4000円以上上昇した。地方でも、レジャーでの宿泊需要が回復しており、コロナ禍前の水準に戻りつつあるという報告が複数寄せられているという。
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