2023年4月17日号>宿泊業界に人材は戻るか 人手不足問題を考える
2023.04.16 00:00

コロナが収束し国内での人の往来が活発化するなか、人手不足の問題が宿泊業界に影を落としています。
帝国データバンクの調査でも宿泊業の人手不足が群を抜いて目立ち、「機会損失が発生している」「閑散期の農業従事者を雇いたい」などの声が上がっています。
下電ホテルグループの永山久徳代表は待遇改善の前に、コロナで消し飛んでしまったプライド、社会に期待されている仕事であるという誇りを取り戻すことが必要だと訴えます。
果たして宿泊業界に人材は戻るのか、特集で考えました。
【特集】
*宿泊業界に人材は戻るか
人手不足問題を考える
宿泊業界の人手不足が深刻な状況にある。企業動向調査によると、業種別で人手不足割合が最も高いのは旅館・ホテルで3カ月連続のワースト業種となった。経営を行き詰まらせる可能性をもはらむ宿泊業界の人手不足。この難題にわれわれはどう挑むべきか。
▽調査に見る人手不足の実態
▽人手不足にどう挑むか
永山久徳(下電ホテルグループ代表)
櫻田あすか(サービス・ツーリズム産業労働組合連合会副会長)
▽人手不足問題に思う
敷田麻実(北陸先端科学技術大学院大学知識マネジメント領域教授)
井門隆夫(國學院大學観光まちづくり学部教授)
注目のニュース
ジャパネット、空の旅にも着手
富裕層誘客モデルに11地域
海外旅行への慎重さ、日本際立つ
1月の総旅行取扱額46%減
誌上セミナー
*JNTO発外客攻略のヒント
『フェアで証明された訪日旅行熱』
旅専&TJ旅行業界向けセミナー
*法制度の構造をまず把握して
三浦雅生氏(弁護士)
コラム
*視座 高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役チーフ・デジタル・オフィサー)
*ぶらっとまち歩き 以倉敬之(まいまい京都代表)
*宿泊ビジネスの灯 井門隆夫(國學院大學観光まちづくり学部教授)
*トラブル処方箋 小池修司弁護士がアドバイス
*3万フィートのおもてなし 中西克吉
*ビジネスパーソンの日々雑感 松浦賢太郎
統計・資料
*旅行業主要43社1月の取扱状況
*国・地域別訪日外国人客数
*渡航先別日本人訪問客数
関連キーワード
カテゴリ#バックナンバー#新着記事
-
?>
-
2025年3月31日号(最終号)>次期基本計画への視点 訪日6000万人時代の要諦
?>
-
2025年3月24日号>観光支援策の課題と展望 会計検査院報告を読み解く
?>
-
2025年3月17日号>動き出したNDC流通 国際航空券販売に変化の兆し
?>
-
2025年3月10日号>20代女子の旅行意欲 消費けん引する黄金世代
?>
-
2025年3月3日号>観光庁予算の急所 成長ステージへの端境期
?>
-
2025年2月24日号>国内旅行の壁 日本人の旅は縮小を続けるのか
?>
-
2025年2月17日号>AIを味方にできるか 変わる旅の提案
?>
-
2025年2月10日号>昭和100年 観光・旅行業のための企画のヒント