阪急交通社グループ4社、赤字幅縮小 ソリューション事業が貢献
2022.05.23 00:00

阪急交通社グループ4社の22年3月期決算は売上高が604億1900万円となった。阪急交通社、阪急阪神ビジネストラベル、阪急トラベルサポート、阪神トラベル・インターナショナルの合計値。会計処理基準の変更により、従来の営業収益から売上高に改めたため、前期との比較は行っていない。営業損益は57億4800万円の赤字と引き続きコロナ禍の影響を受けたが、経費削減とソリューション事業の拡大を進め、赤字幅を16億4900万円圧縮した。
今期は国内旅行の収益拡大とソリューション事業の強化に取り組む。デジタル技術を活用したオペレーション効率化やデジタルマーケティングを推進して競争力を強化。中長期的に旅行事業全体の最適化と生産性向上を図る。
海外旅行は一部の国・地域から募集型企画旅行を実施できる環境が順次整いつつあることも踏まえ、強みとする添乗員同行ツアーで安心・安全を担保し、満足度の高い商品を提供する。
【あわせて読みたい】阪急交通社、営業赤字73億円 21年度は自治体と連携強化
関連キーワード
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
-
?>
-
募集+手配の同時契約に光明 グローバルユースビューロー、高リスク商材を積極販売
?>
-
Oooh、チャットとAIで現地に直接オーダーメード 「自由な旅を身近に」を実現
?>
-
JATAがカスハラ基本方針 旅行会社に策定促す 秋めどにモデルマニュアル公表
?>
-
雨風太陽、OTA事業を開始 百戦錬磨から宿泊予約サイト譲受
?>
-
ホテル開発投資、東京が人気トップ 需要回復と宿泊料上昇で CBRE調査
?>
-
日本旅行、営業利益8割減 24年12月期 受託事業縮小が影響
?>
-
商船三井クルーズ、新たに1隻投入 シーボーンから購入 26年運航開始
?>
-
HISが積立有給休暇制度 働きがい向上へ 時間単位の取得も