T-LIFE、事業会社5社を再編 法人・個人旅行の分野別体制に
2021.10.11 00:00

T-LIFEホールディングスは傘下の旅行5社を22年1月1日付で再編する。事業会社のタビックスジャパン、東日観光、トラベルイン、東京旅行、湯旅を、法人旅行・個人旅行の事業分野別体制に改める。18年4月の事業持ち株会社設立から3年半が経過し、「各社のスキルやノウハウをグループ全体で共有・強化し、新たなニーズにマッチする商品やサービスを提供する」(経営企画部)。
法人旅行事業は、タビックスの法人営業部門と埼玉県の教育旅行を手掛ける湯旅を教育旅行・訪日旅行が主力の東日観光に吸収合併したうえで、T-LIFEパートナーズに商号変更する。一方、個人旅行事業は、以前から商品企画・仕入れ等を行うT-LIFEホールディングスにタビックスの個人旅行部門とスキー・スノーボードツアーを扱うトラベルイン、東京旅行を吸収する。
これにより、T-LIFEホールディングスと同社100%出資のT-LIFEパートナーズの体制に再編。店舗は一部重複店を除き閉鎖せず、社員は再配置するという。グループ内にはこのほか、航空支援のIAJグループがあるが、業務の特殊性から再編の対象から外した。
T-LIFEホールディングスは食品事業などを手掛けるタイヘイグループの旅行事業を統括する持ち株会社として設立。観光庁によると取扱額合計は19年度330億338万円、20年度40億4023万円。
カテゴリ#観光・旅行業経営#新着記事
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