心のバリアフリー、加賀屋など66件認定 制度開始後の第1弾
2021.09.20 00:00

ソフト面のバリアフリー対応や情報発信に積極的に取り組む観光施設を対象とした「観光施設における心のバリアフリー認定制度」がスタートし、第1弾として66件を認定した。20年のバリアフリー法改正を受けて観光庁が創設し、心のバリアフリーを量・質ともに向上させる狙い。認定施設はマークを広報に使用できる。

認定には3つの基準を満たす必要がある。まず施設のバリアフリー性能を補完する措置を3つ以上行い、高齢者や障害者が安全・快適に利用できるように工夫していること。バリアフリーに関する教育訓練を年に1回以上実施していること。さらに、自社以外のウェブサイトで施設のバリアフリー関連情報を積極的に発信していること。
公募で認定した66件のうち、宿泊施設は加賀屋や京王プラザホテルなど48件、観光案内所などが18件だった。
関連キーワード
カテゴリ#観光政策#新着記事
-
?>
-
IR成功の鍵は「民間との信頼関係」 日本PFI・PPP協会、研究会発足セミナーで
?>
-
観光業の雇用、国連のSDGs指標に UNツーリズム「社会への貢献示す」
?>
-
交通空白解消へ支援事業を公募 国交省、緊急対策や人材育成に補助金
?>
-
訪日客の地方滞在、まだ1.36泊 24年速報値 分散やや進展も
?>
-
クルーズ市場の裾野拡大へ検討会 国交省、未経験者への訴求など議論
?>
-
地球の歩き方、表彰制度でガイド業を底上げ 第2回ガイドオブザイヤーに畑氏
?>
-
宿泊税、定率制の導入促進へシンポジウム 経済同友会主催 観光振興の財源確保を
?>
-
【発言録】「オーバーツーリズムではない」デービッド・アトキンソン氏〈小西美術工藝社代表取締役社長〉