主要旅行業者の4月取扱額3.6倍に 国内約4倍、19年比は85%減
2021.07.12 00:00

観光庁がまとめた4月の主要旅行業者46社の総取扱額は前年同月の3.6倍となる623億8639万円だった。国内旅行が約4倍となる571億6290万円に拡大したほか、海外旅行も79.8%増の48億1185万円となった。
大幅増は、新型コロナウイルスの感染拡大による旅行の延期やツアーの催行中止で売り上げが急減した前年からの反動が要因。ただし、コロナ禍前の19年4月と比べると、国内旅行は74.8%減、海外旅行は97.2%減と低迷している。外国人旅行は昨年比でも18.9%減の4億1163万円だった。
募集型企画旅行の取り扱いは、国内旅行が6.7倍の134億9971万円、人数ベースでは7.1倍の41万5064人。海外旅行は皆無だった。
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