主要旅行業者の8月取扱額86.3%減、GoToで国内旅行やや改善
2020.11.09 00:00

観光庁がまとめた8月の主要旅行業者48社の総取扱額は、前年同月比86.3%減の670億1538万円となった。出入国制限に伴うツアーの催行中止が続いており、海外旅行は98.3%減の35億6472万円、外国人旅行は96.0 % 減の7億1779万円だった。国内旅行は76.3%減の627億3286万円で、6月からわずかながら回復。GoToトラベルキャンペーンによる効果が一定程度見られるものの、明らかな改善には至っていない。
企業別では、海外・外国人旅行が壊滅的な状況のなか、国内旅行の取り扱い状況によって差が出た。減少幅が最も少ないのが富士急トラベル(48.4%減)で、日産クリエイティブサービス(71.9%減)、ジェイアール東海ツアーズ(75.8%減)と続いた。
カテゴリ#観光統計#新着記事
-
?>
-
1月の百貨店免税売上高619億円 春節効果で同月過去最高 単価もプラス転換
?>
-
主要旅行業者の12月総取扱額、19年比21%減 三越伊勢丹ニッコウは54%増
?>
-
主要7空港の11月利用実績、羽田が中国人旅客で唯一プラス
?>
-
1月の客室利用率73.1%、関東・近畿けん引 全国6地域で下回るも
?>
-
24年の免税売上高、過去最高の6487億円 百貨店87店舗 コロナ前から88%増
?>
-
主要旅行会社の11月取扱額、回復率8割 コロナ前比較 8社がプラス
?>
-
外国人入国者、福岡空港は19年比2倍 主要7空港の10月実績
?>
-
客室利用率、東阪で明暗 12月速報値 10ポイント以上の開き