主要旅行業者の6月取扱額は92.9%減、移動制限緩和で国内やや回復
2020.09.14 00:00

観光庁がまとめた6月の主要旅行業者48社の総取扱額は、前年同月比92.9%減の287億8678万円となった。出入国制限に伴う旅行延期・中止により、海外旅行は98.8%減の19億152万円、外国人旅行は99.0%減の1億9165万円と厳しい状況が続く。一方、国内旅行は87.9%減の266億9361万円。大幅減には変わらないものの、都道府県をまたぐ移動規制が全国的に緩和され、一定程度の回復がみられた。
企業別ではJAL JTAセールス(63.4%減)、京成トラベルサービス(67.3%減)、JR 東海ツアーズ(80.6%減)など、航空会社や鉄道会社系列傘下の減少幅が縮小した。なお、19年11月から観光庁への情報提供を取りやめていたエイチ・アイ・エス(HIS)が今月から復帰した。
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