観光庁長官に蒲生総合政策局長、海事・鉄道分野で幅広いキャリア
2020.07.20 00:00

観光庁の7代目長官に国土交通省の蒲生篤実総合政策局長が7月21日付で就任する。新型コロナウイルスの感染拡大で未曾有の危機に直面する観光産業への支援や、国内旅行需要喚起策のGoToトラベルキャンペーンの執行が当面の課題となる。
蒲生氏は1960年生まれ。福島県出身。85年東京大学法学部卒業後、運輸省入省。観光分野の経験はないものの、自動車交通局をはじめ、港湾局、海事局、航空局、鉄道局などで幅広いキャリアを積み、2015年総合政策局公共交通政策部長。16年大臣官房総括審議官、17年海事局長、18年鉄道局長を経て、19年7月から総合政策局長を務めていた。
18年7月から長官を務めた田端浩氏は退任する。長年の悲願だったという国際観光旅客税の導入や、新型ウイルスに伴う観光産業への早期の支援など、腕を振るった。
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