2020年6月15日号>旅の衛生管理 安心・安全を旅行者に
2020.06.14 00:00

特集は「旅の衛生管理」。
3密リスクを避ける旅程管理を行い、観光施設での小グループごとの時間差入場や昼食を弁当にするなど食事中の感染リスクを低減。
宴会場では横並び着席で鍋料理は一人鍋に…。
旅行業や宿泊施設の新型コロナ対応ガイドラインにはこんな対策が示されます。
観光庁はさらに具体的な旅行シーンを想定した対応指針を策定する考えです。
JTBの高橋伸佳さんは、衛生はサービス品質の一部と捉え直す時代と指摘しますが、果たして安心・安全を前提とした旅のニューノーマルの形とは…。
【特集】
*旅の衛生管理
安心・安全を旅行者に
新型コロナウイルス感染症の終息はまだ見えてこない。ツーリズム産業は旅行者の安全・安心を担保しながら需要回復を図っていかねばならない。コロナ禍以前とは違う旅行者の行動原理や新たな生活様式を踏まえつつ、衛生管理のニューノーマルをつくる必要に迫られている。
▽各地で進むガイドラインづくり
▽観光産業に求められる衛生管理
清水少一(産業医科大学医学部免疫学・寄生虫学講師)
▽旅の衛生管理への問いかけ
Theme1 衛生マネジメントは必要となるか
高橋伸佳(JTB総合研究所ヘルスツーリズム研究所所長)
Theme2 3密回避の運営と経営を両立できるか
井門隆夫 (高崎経済大学地域政策学部教授)
▽海外の防疫動向
牛場春夫(フォーカスライト日本代表/航空経営研究所副所長)
論文
*インバウンド観光に対応する観光教育についての考察(前編)
森さえか(和歌山県教育庁生涯学習局文化遺産課副主査)
注目のニュース
旅行大手、店舗営業を再開
水中アクティビティーに統一指針
旅行業者取扱額、19年度8.4%減
2月外国人入国者、4~6割減
誌上セミナー
*海外の観光地域づくり
丸山芳子(ワールド・ビジネス・アソシエイツ チーフ・コンサルタント)
コラム
*視座 中村好明(日本インバウンド連合会理事長)
*観光経営の未来シナリオ 清水泰志(ワイズエッジ代表取締役)
*ビジネスパーソンの日々雑感 鎌田由美子(ワン・グローカル代表取締役)
統計・資料
*旅行業主要48社 19年度取扱状況
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