主要旅行業者の10月旅行取扱額、台風や香港デモで3.7%減
2020.01.20 00:00

観光庁がまとめた19年10月の主要旅行業者49社の総取扱額は、前年同月比3.7%減の4704億1896万円だった。ラグビーW杯の効果で外国人旅行は29.1%増の304億4951万円となったものの、国内旅行は台風の影響でキャンセルが生じ、6.7%減の2522億3712万円。海外旅行も香港デモなどが響き、3.5%減の1877億3232万円だった。外国人旅行は募集型企画旅行に絞ると21.9%減となり、取扱人数ベースでも1割近く減少した。
企業別では、総取扱額でプラスとなったのは10社にとどまった。上位5社の中ではJTBのみ。増加率を見ると、海外旅行が大幅に伸びた名鉄観光バスが25.8%増でトップ。エボラブルアジアが23.2%増で続いた。
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