7月の百貨店外客売上3.4%増、購買客2カ月連続マイナス
2019.09.30 01:00

日本百貨店協会がまとめた7月の外国人観光客の来店動向によると、調査対象93店舗の総売上高は前年同月を3.4%上回る281億3000万円となった。購買客数は3.7%減の44万1000人となり、2カ月連続のマイナス。同協会は、「アジア通貨や為替変動による影響が大きい」と見ている。1人当たりの購買単価は、7.3%増の6万4000円だった。
売上高の内訳を見ると、一般物品が0.6%増の162億4000万円と微増だがプラスに転じた。消耗品は7.3%増の118億9000万円と2カ月連続の1桁成長。「化粧品メーカーの生産調整の影響を受け、希望商品を購入できないお客さまがいる状況が続いている」(同協会)。免税手続き来店国別に見ると、韓国が6月から2つ順位を下げ4位となった。
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