2019年8月19・26日号>廃プラ問題 インバウンド誘致に黄信号
2019.08.19 01:00

特集は「廃プラ問題」。
ホテルや航空機内でのプラスチック製品使用中止、社員と顧客に向けた啓蒙キャンペーン、渡航先での児童や教師への教育など、TUIグループの取り組みには世界最大の旅行企業グループとしての自負がうかがえます。
一方で日本人の意識の低さが日本企業の取り組みの遅れにも反映していると聞くと愕然とさせられます。
欧州では「飛ぶのは恥(Flight Shame)」というスローガンがあるようですが、Japan Shameにならないように自省する企画となりました。
【特集】
*廃プラ問題
インバウンド誘致に黄信号
地球規模でクローズアップされる廃棄プラスチック問題。観光産業でも欧米企業を中心に対策が始まっている。背景には、対策を怠れば顧客離れを招きかねないという危機意識がある。環境意識の高い富裕層や欧州など成長市場の開拓に力を入れる日本のインバウンドにも影を落としかねない。
▽観光業界が直面する課題
▽経営戦略に生かす欧州企業
牛場春夫(フォーカスライト日本代表/航空経営研究所副所長)
▽MICE開催地選定への影響
川島久男(川島アソシエイツ代表/VISIT JAPAN大使)
▽地域に求められる要件
小林英俊(北海道大学観光学高等研究センター客員教授)
独自調査
*2019年夏期日本発航空座席調査
一気に120万席台半ばに到達
注目のニュース
貸切バス、手数料の報告義務化
イベント民泊推進へ事例提示
ラグビーW杯、3週間以上滞在が2割
5月旅行取扱額、2.7%増
誌上セミナー
*JNTO発外客攻略のヒント
『広東省からの訪日100万人時代へ』
コラム
*視座 高橋敦司(ジェイアール東日本企画常務取締役営業本部長チーフ・デジタル・オフィサー)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*宿泊ビジネスの灯 井門隆夫(高崎経済大学地域政策学部教授)
*ビジネスパーソンの日々雑感 久保尭之(みなみあそ観光局戦略統括マネジャー)
統計・資料
*旅行業主要49社 5月の取扱状況
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