2018年2月19日号>そのコンサルティングは正しいか OTAと差別化する提案力を
2018.02.19 11:05

顧客が最初に示した旅の要望と最終的に購入した旅のプランが180度変わってしまったというのはよく聞く話です。
そこで行われたのは、さまざまな会話のキャッチボールから顧客の潜在的な欲求を浮き彫りにし、その旅に何を求めているかを明確にする作業です。
そして、顧客の言うとおりに旅を手配するより、満足度の高い旅の提案をできてこそ、旅行会社に期待されるコンサルティングといえるのでしょう。
果たして旅のコンサルティングは正しく行われてますか?
特集ではそんな問いかけをしました。
【特集】
*そのコンサルティングは正しいか
OTAと差別化する提案力を
デジタル化が進展し、消費者個人の持つ力が増すなか、顧客との向き合い方が問われている。そこで最大手JTBが4月の再統合で行う改革がフィーモデルへの転換だ。鍵を握るのがコンサルティングで、従来と異なる新たな形を描く。それは旅行業のコンサルティングのあり方を自ら問うものだ。
▽第3の創業掲げるJTBの狙い
▽コンサルティングの本質
黒須靖史(ステージアップ代表取締役)
▽顧客づくりへの問いかけ
Theme1 相手の胸の内を推し量れるか
橋本亮一(ブルーム・アンド・グロウ代表取締役)
Theme2 技術をいかに伝承できるか
酒井修一(パーパスジャパン代表取締役)
▽顧客の心を理解するために
藤田耕司(日本経営心理士協会代表理事/FSGマネジメント代表取締役)
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統計・資料
*国・地域別訪日外国人客数
*渡航先別日本人訪問客数
注目のニュース
沖縄観光客数、初のハワイ超え
同性カップルの宿泊拒否は違反
20年の客室供給、東京3500室不足
日本人出国者増、2空港のみ
誌上セミナー
*ショッピングツーリズムABC
コラム
*視座 原優二(風の旅行社代表取締役社長)
*SCRAP ニュースに見る海外の旅行ビジネストレンド
*ひと 大見周平氏(DeNAトラベル代表取締役社長)
*旅職人の企画手帖 津屋雅彦(トラベルスタジオ代表取締役)
*ビジネスパーソンの日々雑感 重松大輔(スペースマーケット代表取締役CEO)
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