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概要

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[PR]テーマは、食とエネルギー問題 エキスポ2015の舞台となるのは、イタリアファッションと金融の中心都市ミラノです。開催期間中の来場者数は計2200万人、このうち600?800万人が海外からと想定しています。テーマも海外市場の関心を引くものをと考えました。単に、お国自慢の農産物を披露し合う場ではありません。ミラノ・エキスポを、地球社会が直面している2つの重大な課題、すなわち食糧問題と持続可能な環境作りに取り組む契機にしたいと考えました。エキスポ来場者が、それぞれの立場からこうした問題に関心を持ち、行動を起こすようになれば大成功です。エンターテイメント、テクノロジー、そして教育的な側面からも、最高のエキスポになるよう目下、準備を進めています。海外からの公式参加は、当初目標を超える140カ国・団体となっています。 エキスポ・ミラノ2015では、会場全体をデジタル・スマート・シティとする予定です。あらゆる面で、ハイテクと持続可能な都市開発のモデルケースとするのが目標です。各国のパビリオンが並ぶ広さ100万㎡の会場は、エネルギー消費量に配慮し、食を重視した生活を送るために設計された新しい都市のような場となります。来場した人々が刺激を受け、議論を深める場にしたいと考えています。参加各国が、パビリオン建築や展示内容を通じて、エキスポが掲げるテーマをどう解釈し、表現するのか楽しみです。集まった人々が、お互いのノウハウや専門知識を学び合い、グローバルな交流が生まれることで、新しい何かが動き出すでしょう。エキスポが終了した後も、新たな価値創造へのうねりが発展していくことを期待しています。旅行素材としてのエキスポの魅力 イタリアを海外旅行者向けにプロモーションするためには、旅行会社など、関係各社の協力が不可欠です。質の高いイタリア産農産物やハイ・ファッションの恩恵で「イタリア製」には強いアピール力があります。悠久の歴史、文化、芸術の国でもあります。当然、エキスポでもこうした要素を活かし、イタリアならではの魅力を発信していきます。現在、イタリア政府観光局(ENIT)の協力を得て、海外の旅行会社との連携に力を入れていま2015年5月1日?10月31日、国際博覧会「エキスポ2015」がイタリアのミラノで開かれる。テーマは「地球に食料を、生命にエネルギーを」。博覧会運営部門を指揮するジェネラルマネジャー、Dr.ピエロ・ガッリ氏にエキスポに込めた未来への思いを聞いた。す。業界トップの大手旅行会社から、創業して間もない若い旅行会社まで、あらゆる関係者に、ミラノで開かれるエキスポについて知ってもらいたい。そしてエキスポ訪問がイタリアを知る第一歩になればと願っています。 エキスポの入場券販売などに興味を示してくれた旅行会社に、我々が特に力を入れて説明しているエキスポの見どころは5つあります。各国が提供する伝統料理など「身体に良いもの」、各種エンターテイメントなど「心と健康に良いもの」、パビリオン建築や先端技術など「見てためになるもの」。また食糧供給の不均衡問題に取り組むのは「命のため」、知識を高め合い、共有する場は「頭脳のため」。人間のためになるさまざまな“栄養”が揃ったエキスポの魅力を知っていただきたい。そして多くの人々がエキスポへの関心を深め、来年のミラノ訪問へとつながることを期待しています。ミラノ・エキスポ2015www.expo2015.orgミラノ・エキスポ2015、来年5月に開催「食」と「エネルギー」をテーマにエキスポ2015社イベント運営部門ジェネラルマネジャー Dr. Piero Galli ピエロ・ガッリ氏トラベルジャーナル50周年 特別インタビュー85年ジェノバ大学卒。出版大手のエスプレッソ社、ジェロリミッヒ社、ベイン&カンパニーを経て13年より現職。企業の合併や東欧での産業開発プロジェクトに携わってきた。テクノロジー、通信事業運営管理の経験が豊富。PROFILE