ブックタイトルSingapore_2018

概要

Singapore_2018

発行：シンガポール政府観光局発行日：2018年12月20日編集制作：株式会社トラベルジャーナルデザイン：株式会社コンセント印刷：株式会社文星閣データは2018年11月現在の情報です。ガイド内の情報の正確さには発行の時点で最善を尽くしております。しかしながら、発行後に情報の変更が発生する可能性があります。ガイドの内容に関連して発生した損害、損失、権利侵害または迷惑について、シンガポール政府観光局は責任を負いかねますのでご了承ください。シンガポール教育旅行ガイドContent03040508121415シンガポールでの教育旅行を勧める3つの理由シンガポール基本情報教育旅行のケーススタディー教育プログラムテーマ別モデルコース教育プログラムリスト教育旅行企画のヒント・お役立ち情報　教育旅行で真っ先に考慮すべき要素が安全である。アジア屈指の豊かな社会を実現し、経済的にも政治的にも安定しているシンガポールは、治安も良好で、国際的な安全性比較調査でも世界4位だ。国を挙げて美しく衛生的な街づくりに取り組んでおり“クリーン＆グリーン”な環境を実現している。自然災害も少なく、WR（I 世界災害リスク指標）ではシンガポールは約170カ国中160位（順位が低いほどリスクが小さい／日本は17位）。危険性が「非常に低い」と判定されているのも安心材料だ。　世界有数の観光地でもあるシンガポールは、旅行ジャーナリストが選ぶ「おもてなしのいい都市」1位に輝いており、ホテルをはじめとする観光インフラ全般も高いレベルにあり、教育旅行の目的地に適した条件がそろう。　航空便の座席供給力も大きく、東京、大阪、名古屋、福岡、那覇といった主要都市から直行便が就航している。所要時間は約6時間半、時差は1時間と体力消耗を最小限に抑えられる。　シンガポールは、空港から市内主要スポット間の移動はどこでも車で20～30分程度とコンパクトでありながら、自然学習やエコロジー学習の素材にも事欠かない。熱帯雨林を題材にしたり、最先端の自然科学的な知見を取り込んだ博物館、水族館、植物園、動物園等を活用することもでき、質の高い各種自然教育プログラムが用意されている。都市整備や衛生管理といった研究題材も数多くあり、幅広いテーマを取り上げられる。　英語学習に関しても、語学能力の向上にとどまらない。プレゼンテーションスキルを高めるためのプログラムや、問題解決能力を鍛えるプログラム等と組み合わせることで、自主性を重視した能動的で探求型の学習内容に発展させることもできる。公共交通機関が整備され治安も良いシンガポールでは、班別の自主行動によるプログラムをしっかり組み入れることができ、自主性や計画性、行動力、協調性、チームワークを鍛えることもできる。　教育旅行の目的地選定におけるシンガポールのアドバンテージの1つは英語環境だ。アジアでは数少ない英語圏で、生きた英語を学ぶには打ってつけの環境で、各種英語研修プログラムも充実している。また英語以外に3言語（中国語、マレー語、タミル語）も公用語とされており、英語を含む複数の言語を自在に操る国民が多い。バイリンガル、トリリンガルが当たり前のシンガポールの人々と接することで、語学学習意欲を刺激され、向上心が高まる効果も期待できる。　またOECDの学習到達度調査（対象は15歳）で、科学的リテラシー、数学的リテラシー、読解力が世界1位となっていることで証明されているように、シンガポールは優れた教育制度を誇る。こうして育まれた同年代の優秀な若者たちとの交流で、知的好奇心への刺激も期待される。　シンガポールへの教育旅行体験は、単に語学や国際理解の基本を学ぶだけでなく、グローバルレベルでのコミュニケーション能力や問題解決能力の向上にもつながるはずだ。シンガポールでの教育旅行を勧める　　　つの理由1 Reason学びに専念できる最適な環境2 Reason条件に恵まれた質の高い教育3 Reason多彩で良質な教育プログラム3表紙：ガーデンズ・バイ・ザ・ベイの上空写真03